得て不得手

得手不得手ではなく、敢えて「得て不得手」

薄々、人とワーワーするのはアルコールでもないと無理な気質と知っておりました。

人見知りなんて都合のいい言葉じゃなく、

私は徹底して何から話して…いや、それは踏み込み過ぎてる?と、勝手に息詰まる。

自過剰が、自過剰なので、自過剰に詰まる。

要するに、初対面の方と楽しくお話を弾ませるスキルが皆無だ。

特に同年代は。

ならば酒に酔ったノリで、

幸いお酒は好きだから、

適当に喋り倒して変な奴だか、飲んだら自由なバカだと思ってくれると、すごく助かる。

故に、そうしている。

 

30過ぎて情けないが、逆に30過ぎてもできないものは、だいたいできない。

 

そんな稚拙なおつむしかない私が

稚拙な勇気で、

とりあえず忘年会的な流れのカラオケに行ったら

固まった。フリーズした。なんやこれはと、とりあえず荷物整頓してた。

稚拙な勇気は稚拙なおつむ故、出しどころを間違えた。

こりゃ、100年修行してもギリ無理だと思った。

修行の仕方も知りませんのに。

徹底して、何していいのかわからない。

昭和歌謡オタクだから、松本隆さんの作詞曲なら、私は楽しいけれど…

はてさて、目の前に若い子がいます。

微笑んで渡れば恋が叶うはずなのに、うちはおろかな女やからね、渡れなかった。

うん、私は懐メロ抜いても田村ゆかりで盛り上がれるけど、たぶんそうじゃない。

もう一回、こっち向いてくれないと思う。

岩崎宏美は熱唱するけど、絶対そうじゃない。

1人爪など切りながら、なぜだか重いため息吐かせてしまう。

高橋真理子もイケるけど、もっとそうじゃない。

完全に消えない過ちになる。

 

改めて、稚拙な勇気は不得手を得るものと思いました。

人にはジャンルがあるもの、を稚拙な頭は忘れておった。

2度と愛さないそう決めたのに、もう誓いを破って稚拙な勇気を出してしまった。

といえ、それを見下す気持ちは全くなく、

楽しそうにしてる方々を見てて、すごいなぁ!すごいなぁ!とひとしきり感心して、

楽しそうにしてる!楽しそうにしてる方の笑顔はいいなぁ…なんて、

憧れを抱きつつ、そっと家路に。

ベッドのくぼみは私を待っていてくれました。

 

稚拙な頭の稚拙な勇気だけど、私なりに楽しかったです。

あちらに行くには、修行が足らなかっただけで。

不得手を得たので、修行の仕方は分かりませんが

いつか楽しめるくらいに、バカみたいな自過剰が消えたらなと少し思いました。

 

ハッパかけたげる。さぁ、おつむを鍛えよう